ドメインをどこで手に入れるか。そして「無料」が実際には何を代価にしているのか
ここではどんなドメインでも使えます。MX レコードを一つ向ければ、そのアドレスはあなたのものです。 問題はドメインをどこから持ってくるかだけで、これが思っている以上に効いてきます。
短い答え
ICANN 認定のレジストラで、ふつうのドメインを登録してください。退屈なゾーンの目立たない名前なら、 一年でコーヒー一杯ぶんくらいです。おすすめはこれで全部で、以下はすべて、無料の選択肢が見た目より 悪い理由の説明です。
無料のドメインが実際に代価にしているもの
無料のドメインは、同じものの安い版ではありません。壊れ方の違う別のものです。だいたい、よく 噛みつく順に並べると次のようになります。
| 何が起きるか | なぜ起きるか |
|---|---|
| 予告なく取り戻される | あなたは何も払っていないので、誰もあなたに何の義務も負っていません。取り戻す側にとっても、それは無料です。 |
| 登録フォームに断られる | 無料ゾーンは使い捨てアカウントに大量に使われるので、サイトはゾーンごとまとめて拒否リストに入れます — 中にいる全員もろともです。 |
| メールが怪しいものとして扱われる | ゾーンの評判は一つきりで、共有されています。ほかの人がそのゾーンでしたことは、どれだけ関わりがなくても、あなたのアドレスにも降ってきます。 |
| 提供元が消える | 無料のサービスは閉じます。そうなると、その下にあるすべてのドメインが、同じ瞬間に動かなくなります。 |
「無料」には四つの形があり、ドメインなのはそのうち一つだけ
この言葉は、まるで似ていない四つの取り決めをまとめて指しています。どれを持ちかけられているのかで その後のすべてが決まるのに、それはたいてい書かれていません。
| 提示されているもの | 実際に手に入るもの | 行き着く先 |
|---|---|---|
| ゾーンを丸ごと配る | 本物のドメインが無料で。まさにそのために存在するゾーンの中で。 | この方式は役目を終えました。いちばん知られていたゾーンは 2023 年 3 月に名前の発行をやめ、その中にすでにあった何百万というドメインも、その翌年に動かなくなりました。 |
誰かのドメインの中の名前 — you.theirdomain.tld | ドメインではなく、相手のゾーンの中の一レコードにすぎません。ドメインも DNS も相手のもとに残ります。 | MX レコードを置く場所がないのがふつうなので、メール用としては始まる前に終わります。 |
| ホスティング契約に付いてくるドメイン | ふつうのドメインで、たいていあなたの名義で登録されます。ここで無料なのは最初の一年であって、ドメインそのものではありません。 | そのあとドメインは定価で更新され、ホスティングも同じです。どちらの金額も、払ったあとではなく前に知っておく価値があります。 |
| 条件付きの制度 — 学生向け、非営利向け、コミュニティ向け | あなたの管理下にある本物のドメインで、本当に無料。ときにはずっと。 | 申請は人が審査しますし、規則がその名前の使い道を制限します。メールがはっきり除外されていることもあります。 |
ですから、役に立つ問いは「無料かどうか」ではありません。短い答えのある二つの問いです。 登録は誰の名義になるのか、そして MX レコードを追加できるのか。一つめの答えが 「相手の名義」なら、あなたは借りているだけです。二つめが「できない」なら、その提示について ほかの何も、ここでは意味を持ちません。
第二レベルの「無料サブドメイン」は、さらに悪い
自分が持っているドメインの下の名前を配るサービス — yourname.theirdomain.tld — は、見た目こそ似ていますが、振る舞いは違います。あなたは何の持ち主でもありません。ドメインを 握っているのも DNS を握っているのも相手で、あなたの名前は相手の裁量で存在しています。相手が 親ドメインを失えば、あるいは単にやめれば、その下のすべての名前が一度に消えます。
このページの以前の版には、そうしたサービスの一覧がありました。その一覧は、更新ではなく削除 されています。しかも意図してです。すでに一度、古びていたからです — ある項目には「停止」の注記が 付いたまま、誰かが気づくまで四年が過ぎていました。誰も見直さない一覧は最新のものとして読まれる ので、一覧がないよりも悪いのです。
選ぶときに見るところ
- 退屈なゾーン。安さで名の知れたゾーンは、登録フォームが最初に疑うゾーンでも あります。ふつうの国別ゾーンや汎用ゾーンなら、注意を引きません。 どの ゾーンにするか、そしてそれを取り上げられるのは誰かが、その選択をきちんと辿ります — 払う前に誰も読まない部分も含めて。
- DNS の編集ができること。MX レコードを追加する必要があるので、それができるか どうかを払う前に確かめてください。ほとんどのレジストラはできますが、有料の追加機能に しているところもあります。
- 初年度価格ではなく、更新価格。大きく出ている数字は初年度の割引であることが 多く、更新はその数倍になることもあります。
- 目に見える自動更新。失われたドメインの多くは、決断ではなく、忘れられた クレジットカードによって失われています。
そのうえで、ここへ向ける
MX レコード一つで動きます — 正確な値は こちら、そして ドメイン チェッカーが、それが効いたことを確かめてくれます。