新しいドメインを追加する
その場で作ったアドレスは数日でなくなりますし、ドメインはほかの全員と共有しています。だから こそ、そのドメインを見たことのあるサービスに断られることがあります。自分のドメインは、その 二つを一度に解決します。アドレスは登録が続くかぎり生き続け、しかも誰もそれを一覧に載せる機会を まだ持っていません。
必要なのは DNS レコード一つです。そこに何を入れるのか、正確なところを以下に示します。
1. ドメインを登録する
どのレジストラでもかまいません。選ぶ先としては ICANN 認定レジストラの一覧が安全です。目立たない、ありふれた名前なら、年に払う額はコーヒー一杯 ほどで、投資はそれで全部です。
⚠️
無料のドメインは避けてください。それを配っているところは、予告も説明も なく回収します。何も払っていない以上、訴える先もありません。ドメインが消えるときは、その上の アドレスもすべて道連れになります。
2. MX レコードを一つ追加する
レジストラの DNS 設定画面で、次の値を持つレコードを作ってください。
| 項目 | 値 | 補足 |
|---|---|---|
| ホスト名 / Name / Host / Alias | @ | 空欄のままにするか、ドメイン名そのものを入れます。レジストラによってこの欄の呼び方が違います。 |
| レコード種別 / Record Type | MX | 必ず MX です。A でも CNAME でも動きません。 |
| TTL | 86400 | 単位は秒です。86400 は一日で、ごくふつうの初期値です。 |
| 優先度 / Priority | 1 | MX レコードがこれ一つだけなら、この数字は何でも同じです。 |
| 値 / Target / メールサーバー | 行末のドットに注意してください。これについては下に書いてあります。 |
ℹ️
行末のドットについて。これは、その名前が絶対指定だという 印です。必須にしているレジストラもあれば、勝手に付けてくれるところも、逆に受け付けない ところもあります。設定画面がこの値を拒むようなら、ドットを外してもう一度保存してください。 それがいつもの原因であり、正しいレコードが動かない理由としていちばん多いものです。
3. 待って、確かめる
DNS の変更が行き渡るまでには、一分から一日ほどかかります。どれくらいかは、それまでの レコードの TTL しだいです。これを早める手はありませんが、いまどこまで進んだかを見ることは できます。ドメインの チェッカーが、あなたのドメイン自身のネームサーバーにその場で問い合わせ、いま返ってくる 答えをそのまま表示します。
そこに MX レコードが出れば、ドメインの準備は完了です。ここでこう使います。
https://emailfake.com/your-domain.com
レジストラの設定画面が分かりにくいとき
DNS の設定画面はどこも違いますし、MX レコードをメニュー二階層の奥に隠しているところも あります。フィードバックのリンクから、あるいは 宛に、件名を「New Domain」としてご連絡ください。そのとき次のことをお知らせください。
- 使っているレジストラ
- ドメイン名
- DNS の欄が変わった呼び方をしている場合は、その呼び方
その設定画面では、どこにレコードを入れればよいのかを正確にお伝えします。
⚠️
レジストラのログイン名とパスワードは、当方にも、ほかの誰にも 絶対に送らないでください。以前のこのページはまさにそれを求めていましたが、 求めるべきではありませんでした。その認証情報が握っているのはレコード一つではなくドメイン 全体ですし、それを運ぶ手段としてメールは最悪です。MX レコードの追加を手伝うために、それを 必要とするまっとうなサービスは存在しません。
次に読むもの
- ドメインの チェッカー。レコードを確かめ、いま返ってくる答えをその場で見ます。
- ドメインを どこで取るか。そして、無料のものがなぜ落とし穴なのか。
- メールが 届かなくなったとき。考えられる三つの原因と、その見分け方。