使い捨てメールアドレスとは。本当に通るアドレスの作り方

使い捨てメールアドレスは、ごくふつうに動く本物のメールボックスです。 違うのは、それがあなた個人と結びついていないという一点だけ。宛てて送られたメールは、 ほかのどのアドレス宛のメールともまったく同じ仕組みで配達されます。動作を装っている部分は どこにもありません。作りものなのはアドレスと人物のつながりだけです。名前も、 電話番号も、支払い情報も、たどれる履歴も、そこには何ひとつ結びついていません。

このページの上部に出ているアドレスは、すでに存在していて、すでに受信できる状態です。 ここで説明するのはアドレスそのものについてです。二つの部分がそれぞれ何を意味するのか、 名前の部分には何を入れられるのか、明日の自分でも思い出せる名前をどう選ぶのか。そして、 捨てアドが正しい道具ではなくなる二つの場面についても書いておきます。

二つの部分と、効いているのはどちらか

部分決めるのは誰か何に効くか
@ の前(名前)あなたが自由にあとで自分の受信箱を思い出せるかどうか
@ の後ろ(ドメイン)一覧から選ぶか、自分のドメインを持ち込むそもそも登録フォームがそのアドレスを受け付けるかどうか

ここを押さえておくのがいちばん役に立ちます。ほとんどの人が逆に理解しているからです。 凝った名前をひねり出すのに時間をかけ、それなのにサイトに弾かれるのはなぜかと悩む。しかし @ の前を見ているフィルターは、これまで一つも存在しません。受け付けるかどうかを 決めているのは、まるごとドメインのほうです。名前はあなたのため、ドメインは相手のためのものだと 考えてください。

名前に使える文字

@ の前には好きな文字を打ってかまいません。入力欄が、メールサーバーの通る形に静かに 整えてくれます。その整え方を知っておけば、打ったつもりのアドレスと実際のアドレスが違っていて 驚く、ということがなくなります。

ルール入力した文字はどうなるか
使える文字英字、数字、ドット、ハイフン、アンダースコアだけです。それ以外はすべて取り除かれます。スペース、+@、絵文字、アクセント付きの文字、そして日本語もそうです。警告は何も出ません。
大文字すべて小文字になります。TaroYamadataroyamada はまったく同じ受信箱なので、大文字と小文字の違いはアドレスに影響しません。
先頭と末尾名前をドット、ハイフン、アンダースコアで始めることも、終えることもできません。端に来たものは削られます。
記号が続いたとき同じ記号が二つ続くと一つにまとまります。... に、--- になります。_.-_ のような組み合わせは、まるごと消えます。
長さ25 文字まで。これより長くても拒否はされず、黙って切られます。ですから自分で短くしておくほうが確実です。
⚠️
拒否ではなく切り捨てです。覚えておく価値があるのはここです。 長い名前を貼り付けても、ページは先頭の 25 文字だけを残し、何も言わずに先へ進みます。 登録フォームに渡すべきなのは、自分が打った文字列ではなくページに表示されている アドレスです。記憶からではなく、ページからコピーしてください。

名前の選び方。ここだけが本当のトレードオフ

判断するところは一つしかありません。しかも、同時には手に入らない二つのあいだで選ぶことに なります。

ちょうどいい落としどころは、自分には意味があるが、他人には思いつかない名前です。 関係のない単語を二つ並べて、自分だけに意味のある数字を足す。偶然に当てられないくらいには 長く、一週間後の自分が組み立て直せるくらいには規則的に。

💡
面白い名前を付けたくて来る人は実際に多く、それ自体は何も悪くありません。 冗談のような名前でも、ほかの名前とまったく同じように動きます。ただし実務的な注意が二つ。 「面白いメールアドレス集」のような公開リストから取った名前は、定義からしてほかの人も 使っている名前です。その受信箱があなただけのものになることはありません。もう一つは、 わざと挑発的に読める名前は、登録を断る口実を相手に一つ増やすということ。フィルターに よってではなく、あとから目で確認する担当者の判断によって断られます。

このアドレスにできること、できないこと

質問率直な答え
受信できますかできます。宛てて送られたものはページに自動で出てきます。ふつうは 1 秒ほどです
送信できますかできませんし、今後も変わりません。送信の口を開けば、このサービスは数日でスパムの道具に変わり、提供しているドメインはどこでもブロックされます。受信がこれからも使えるのは、送信を閉じたままにしているからです
プライベートですかアドレスを知っている人に対しては、まったくそうではありません。アカウントがないのでパスワードもなく、アドレスそのものが鍵です
どのくらい残りますか数日です。明日届く確認メールには間に合い、放置された受信箱がいつまでも積み上がることはない長さです
本物のアドレスですか技術的には完全に本物です。プロトコルの上で「作られたアドレス」だと示す印は、どこにもありません

プライバシーの話は、注釈に埋めずにはっきり書いておきます。ここのアドレスは登録コードを 受け取るには十分ですが、知らない人に読まれて困る内容には向きません。これは直すべき欠陥では なく、アドレスが無料で、すぐ手に入り、登録不要であることと引き換えの条件です。

フォームに断られたとき

遅かれ早かれ、登録フォームに「このアドレスは使えません」と言われる日が来ます。そのとき 壊れているものは何もありません。サイト側が受け付けないメールドメインの一覧を持っていて、 あなたに割り当てられたドメインがそこに載っている、というだけです。断りの理由が @ の後ろに ある以上、名前を書き換えても何も変わりません。直し方は、別のドメインにすることです。

フォームはアドレスを受け付けたのに何も届かない、というもう半分の問題も含めた詳しい話は、 専用の ページにあります。

一つではなく大量のアドレスが必要なとき

自分の登録フォームのテスト、検証用データベースの穴埋め、メーリングリストが重複を正しく 扱うかの確認。こうした作業が求めているのは動く受信箱ではなく、人には絶対に届かないと 保証されたアドレスが大量にあることです。 まさにそのための ツールは標準で予約されたドメインを使うので、送ったものが手違いでどこかに届くことは ありません。

一方、ほしいのが一つの本物の Gmail 受信箱をいくつもの書き方で表す方法、つまり ドットとプラスの小技であれば、それは別の仕組みで、 専用の ページがあります。この二つは見た目が似ていて、解いている問題は正反対なので、どちらが 必要なのかははっきりさせておく価値があります。

長く使えるアドレスを作る

ここまでの話は、共有ドメイン上のアドレスについてでした。すぐ使えて無料ですが、同じ ドメインを何千人もが受け取っているという制約がついてきます。もう一つの道は、@ の後ろに 自分の名前を置くことです。

すでにサイト用のドメインを持っているなら、そのメールをここへ向けるのは設定一つです。 必要な値は こちらにまとめてあります。設定してしまえば、受信箱はドメインが生きているかぎり残ります。 そのドメインを使っているのはあなただけなので、ブロックリストに載りようもありません。まだ どこで取得するか選んでいる段階なら、 選ぶ ゾーンによってフォームに断られる頻度が変わります。

短くまとめると

こうしたいときこうする
今すぐアドレスがほしいページ上部にすでに出ているものを使うか、@ の前に好きな名前を打つ。
明日また開きたい記憶から打ち直せる名前を選ぶ。アドレス自体はページからコピーする。記憶に頼ると一文字ずれます。
誰にも読まれないようにしたい共有ドメインでは不可能です。自分のドメインか、ふつうのメールボックスが必要です。
断られたフォームを通したい名前ではなくドメインを変える。断りの引き金になっているのはドメインです。
テスト用に数百のアドレスがほしいそのための一覧作成ツールが別にあります。このページはその用途向けではありません。

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